English Proverb

In for penny in for a pound.

意味

毒食わば皿まで。

直訳

ペニーを賭けたら、ポンドまで賭けろ。

解説

ひとたびわずかな額を賭けて事に踏み出した以上は、中途半端にやめず、大きな額まで賭けて最後までやり通せ、という意味である。小さな関与も大きな関与も、踏み込んだ責任に変わりはないという覚悟を説く。

「ペニーを賭けたら、ポンドまで賭けろ」という直訳には、penny と pound という英国の貨幣単位が用いられ、頭韻によって語呂よく対比されている。少額と多額を同じ p の音でつなぐことで、踏み出した以上は引き返せぬという理屈が、軽快な調子で耳に残る。

日本語の「毒食わば皿まで」が、毒を食らった上は皿まで舐めるという捨て鉢な開き直りを描くのに対し、英語版はむしろ事業や賭けに身を投じる積極的な覚悟を含みうる点に、ニュアンスの広がりがあるといえよう。

用例

We've already invested so much in this project that we might as well finish it—in for a penny, in for a pound.

この計画にはすでに多くをつぎ込んだのだから、もう最後までやり通すしかない。毒食わば皿までだ。

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