English Proverb

It never rains but it pours.

意味

雨は降れば必ず土砂降り

出典

John Arbuthnot

解説

雨は、ひとたび降り出すと決まって土砂降りになる。不運や災難というものは、なぜか一度に重なって押し寄せるものだ、という人生の実感を言い当てた言葉である。良いことが続く場合に用いられることもある。

この一句はジョン・アーバスノットの著作に由来するとされる。never ... but ... の構文は「〜することなしには決して〜しない」という二重否定で、「降るときは必ず激しく降る」という含みを生む。古風な構文が、出来事の避けがたい重なりをいっそう印象づけている。

日本語でいえば「弱り目に祟り目」「泣きっ面に蜂」に近く、不幸が連鎖する理不尽を嘆く心は共通する。ただし英語版は雨という自然現象に託すぶん、善悪いずれにも転びうる中立的な広がりを持つ点が面白い。

用例

First my car broke down, then I lost my wallet, and now this—it never rains but it pours.

まず車が故障し、次に財布をなくし、そしてこの始末だ。降れば必ず土砂降りとはこのことだ。

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