English Proverb

There is no smoke without fire.

意味

火のない所に煙は立たぬ

解説

煙が立つからには必ずその下に火があるように、噂が立つ以上はそれを生む何らかの事実が必ずあるはずだ、と説くことわざである。根も葉もない話など滅多にない、という人々の経験則を言いあらわしている。

英語の smoke と fire は、それぞれ「噂・評判」と「その原因となる出来事」の比喩として働く。日本語の「火のない所に煙は立たぬ」も同じ火と煙の対をそのまま用いており、直訳と意味が見事に重なる。火と煙という自然現象の因果が、洋の東西を問わず噂の発生を語る共通の発想を生んだのは興味深い。

もっとも、この格言はしばしば中傷を正当化する口実にも転じうる。煙だけを見て火を断じる危うさにも、用いる者は留意したい。

用例

People keep gossiping about the two of them, and you know what they say—there is no smoke without fire.

みんなあの二人のことを噂しているわ。ほら、よく言うでしょう、火のない所に煙は立たぬって。

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