English Proverb

Haste makes waste.

類句:Make haste slowly.(ゆっくりと急げ)

意味

急がば回れ

直訳

急げば無駄が出る。

出典

Geoffrey Chaucer” The Canterbury Tales”

解説

焦って事を急げば、かえって失敗や無駄を生み、結局は遠回りになる、という戒めである。急ぐときほど着実な手順を踏むべきだという、慎重さの効用を説いている。

直訳は「急げば無駄が出る」、対応する日本語は「急がば回れ」。別表現に「ゆっくりと急げ(Make haste slowly)」があり、急ぐ心と慎む態度を一句に同居させた撞着語法が味わい深い。この句はチョーサーの『カンタベリー物語』にも見える古い言い回しとされる。

英語では haste と waste が母音と語尾を響かせて韻を踏み、口調のよさが教訓を耳に残りやすくしている。「急がば回れ」が回り道という具体的な行動を示すのに対し、英語は急ぎと無駄という抽象的な対比で因果を端的に言い切る点に違いがある。

用例

Take your time checking the figures—haste makes waste, and a single error could ruin the whole report.

数字の確認はじっくりやりなさい。急がば回れで、たった一つの誤りが報告書全体を台無しにしかねないのだから。

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